では、野口整体は厚生労働省の通知によると禁止・処罰の対象になるのでしょうか?

法的な資格制度がない野口整体は@医業類似行為にあたり、
A医学的観点から人体に危害を及ぼすおそれがあるのか、を検討します。
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/i-anzen/hourei/061115-1a.html

>>16で検討したように、
法律の専門家ではない一般の消費者からみると、
野口整体は@医業類似行為にあたると解されます。

また、>>12で指摘した事実を一般の消費者がみると、
健康であるとは思えないので、
野口整体はA医学的観点から人体に危害を及ぼすおそれがあるのではないかと警戒せざるを得ません。

そうだとすれば、 一般の消費者からみると、
厚生労働省の通知に従えば、
野口整体は禁止・処罰の対象になると考えられます。

しかし、現時点で野口整体は禁止・処罰の対象になっていません。
それどころか、整体協会は公益社団法人として認められています。

こうした現状からは、
立派な肩書きを付けた先生方や組織、
そしてそれを支える既存のメディアによる政治力の存在が推測されます。

このような政治力の存在は、
健康被害が生じた場合、被害を受けた消費者の利益とはなりません。

自分の身を守るために、消費者は十分に警戒してください。