【コリン性蕁麻疹】会議室 Part25 [無断転載禁止]
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痛い!痒い!は当たり前!?
コリン性じんましんについて語りましょう。
相談・疑問・報告・つぶやき・提案・模索など。
みんなで完治の途を探しましょう!
ストレスは大敵です、悩みや怒りはここで吐き出しましょう。
効果のあった治療法、治った方のアドバイスなども大歓迎。
※決め付け口調や誇張はいさかいの元になりうるので注意してください。
−前スレ−
【コリン性蕁麻疹】会議室 Part24
https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/body/1477199479/
−アレルギー板−
コリン性蕁麻疹
http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/allergy/1154004044/
以下テンプレ>>
VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvv:1000:512:----: EXT was configured ■コリン性じんましんについて■
まずこのじんましんはメカニズムが単一ではなく多様性を持っているということ
汗アレルギーの有無と自己血清の皮内反応の陰陽で2群に、
さらに毛包が一致か非一致かで2型に区分し傾向の多いもので以下に大別される
■汗過敏性コリン性じんましん■
毛包非一致性+汗アレルギー=汗そのものに反応してコリンを発症します
これは汗腺・毛穴に関係なく手のひらや足の裏といった場所でも出ることを示唆し、
通常の針先のような点状膨疹ではなく、衛星膨疹が出現するケースがあるそうです
このタイプは冬に比べ夏に症状が増悪するようです
汗過敏症の関与が強く認められれば毛包一致性の膨疹が混在しても、
自己汗による減感作療法や毎日の発汗刺激(入浴・運動)が有効なケースがある ■自己免疫性コリン性じんましん■
毛包一致性+軽度の汗アレルギー+自己血清の皮内反応が陽性
自己免疫性じんましんのように自己抗体がなんらかの機序で肥満細胞からヒスタミン分泌を促進、
それによってコリンを発生していると考えられているタイプ
抗ヒスタミン剤・抗アレルギー剤や減感作療法が効かないor効きにくいと考えられる
残念ながらこの自己抗体を一般的な検査ではまだ検出できないようです
−引用−
・自己免疫性蕁麻疹は病態に何らかの自己免疫の機序が関与しているので、
治療においては抗ヒスタミン剤の内服だけでは不充分で、
ステロイド内服、シクロスポリン内服など免疫抑制治療法が必要となる。
・慢性蕁麻疹に対する免疫療法
原因不明とされていた慢性蕁麻疹のうち約30%が自己抗体によるものであることがわかってきた。
近年,既存の治療に抵抗性がみられる症例に対して抗体産生抑制や抗体減少
あるいはサイトカイン産生抑制などに基づく新しい治療法が次々と報告され有効性が認められつつある。 ■減汗性コリン性じんましん■
コリン性じんましんは時として発汗減少を伴うことがあり、減汗性コリン性じんましんと称される
チクチク・ピリピリとした違和感とともに点状膨疹が出現し、腋のした以外の発汗が減少する
低汗部と無汗部にモザイク状に分かれ膨疹の形成は低汗部に発生
減汗性コリン性じんましんはアセチルコリン受容体機能異常が関与すると考えられている
冬季に増悪、夏季に軽快し、運動や温浴・温暖な土地への転居など温熱負荷による減感作療法が有効とされる 更にコリン性じんましんはアトピーなどのアレルギーや他のじんましんを併発・保因することで
症状を増悪させたり治療を難渋化させているケースも存在するようです
またその他に
・アナフィラキシーを引き起すケースがあることが確認されています→限られた病院で緊急用の対発作薬を処方してもらえます
→エピペン:緊急用補助治療薬(注射型) http://www.epipen.jp/user/index.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%94%E3%83%9A%E3%83%B3
・クインケ浮腫を併発するケースもあります
・涙に対してアレルギー反応を引き起こす症例も確認されています
・呼吸機能の低下を起こす例も確認されています(アナフィラキシーではなく)
・低血圧・腹痛・下痢・ショック・喘息・呼吸苦・動悸・潮紅発作flushing・失神・めまいなどを伴う場合もあります
臨床的な治療法としては・投薬・減感作療法・急速減感作療法・精製汗減感作療法が選ばれています ■高温風呂と汗腺トレーニング■
44〜45℃の湯船に全身もしくは手足だけを沈め温熱負荷と発汗刺激を加える『民間療法』です
最初の1回目は半身浴・短時間で済ますなど無理をせず様子を見てください
汗腺トレーニングの方が高温風呂に比べ身体への負担は少ないです
事前に水分を取り、浴室へもスポーツドリンクなど水分を持参して行ってください
目的は滝のように汗をかくことです
事後もお風呂上りに冷水を浴びたりせず、汗が出るだけ出し続けましょう
エアコンの冷房などは厳禁です、自然に汗が引くまでが遠s(ry… 頑張りましょう
−参考−
・高温風呂について
http://www10.plala.or.jp/jinmasin/huro4.htm
http://www10.plala.or.jp/jinmasin/book.htm
・汗腺トレーニングについて
http://www.marysspidersweb.com/self/training.html
http://www.gomiclinic.com/oldlog2/lg0304.html ■注意事項■
これらはあくまでも症状を一時的に出にくくする対処法で『治療ではありません』
発汗刺激が効かないケースもありますので自分はどうなのかよく見極めましょう
アナフィラキシーを起こす可能性があります、限界の向こう側を覗こうとしないでください
血圧が上がるので注意してください、持病がある人やない人でも体調変化に注意してください
コリンを発症すると低血圧・めまい・失神など併発するケースがあるので溺れないように注意しましょう
無闇に我慢せず耐え切れないと感じたらいったん湯船から上がり
ぬるま湯を浴びるなどして「間をおいてから」再度浸かりなおすなどしてください
・高温風呂による健康被害
http://www.ces55.com/atui-yu-kiken.html
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1013608930
・高温のお風呂に入ると皮脂が溶け出して乾燥肌を促進します→肌荒れや湿疹にも繋がります
・食後1時間は入浴を避けましょう、急な血圧の上下で失神→溺死するケースも少なくありません
※以下に当てはまる人は高温風呂はやめておこう。
・抗ヒスタミン剤を飲んでない人や効かないor効きにくい人
・気絶するほど症状がひどい人
・どんなに風呂に入ってても痛み痒みが収まらない人
人に薦めるのはいいですが、強制するのは禁止です!
やりすぎも身体によくないです、全て自己責任の上で行ってください ■スレ用語■
アセチルコリン→ コリン性じんましんの原因物質とされる、もともと汗をかかせるために分泌されるものである
夏季軽減型→ 夏場にコリンの症状が出なくなるor軽くなるタイプの人
過敏型→ 夏場でもコリンの症状がでるタイプ
アセチルコリンだけでなく汗そのものに対して過敏になってると考えられている
耐性型→ 抗ヒスタミン剤が効かないタイプ
複合型→ コリン性だけでなく他のじんましんやアレルギーを併発するタイプ
誘発型→ 症状が発症するきっかけになるパターンがある場合
(例)運動誘発型→身体を動かすことがじんましんの引き金になっているタイプ
大陸型・ぼこぼこ型→ 一般的なじんましんの皮膚変化の形状
鳥肌型・ゴーヤ型→ コリン性じんましんの皮膚変化の形状
抗ヒ剤・抗ア剤→ 抗ヒスタミン剤・抗アレルギー剤
風呂→ 高温風呂や汗腺トレーニング
チクチク→ コリン性じんましんによる痛み
自律神経→ 意識とは無関係に身体の機能を調節する神経
http://a-supplement.net/jiritusinkei/koukansinkei.html
http://genki-go.com/autonomic/01.html
交感神経→ 自律神経のひとつ。身体が活動している時に働く http://genki-go.com/autonomic/02.html
副交感神経→ 自律神経のひとつ。休息・体の修復をしている時に働く http://genki-go.com/autonomic/03.html 減感作療法→ じんましんの原因物質を意図的に体内に注入し、徐々に慣らすことで寛解を目指す方法
寛解→ 臨床的に「問題ない程度」にまで状態がよくなる、あるいはその状態が続くこと http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%BB%E7%99%92
急速減感作療法→ 通常の感減作の工程を短縮することで通院の負担を減らした方法→その分身体に負担があるかも?
ガスター10→ スレにたびたび登場するH2ブロッカー系の抗ヒスタミン剤のひとつ、
胃に指向性を持たせているので単体での効果は甚だ疑問視されているが、
他の抗ヒ剤と組合わせることでなぜか効果が増加するケースがあることは医療機関でも知られている
アナフィラキシー→ 急性の全身性かつ重度なI型過敏症のアレルギー反応のひとつ、生命に関わる危険な発作。
オフ会→ このスレで言うオフ会とはみんなで集まって痛い痒いと悶える会のことである ■体質■
何らかの原因で免疫反応の過剰反応・誤作動が起こる体質になっている
・食事のかたより 動物食の過剰、リノール酸の取りすぎ、野菜・酵素・ビタミンの不足など
・生活習慣 ストレス、過労、睡眠不足、快適すぎる生活、不規則な生活、運動不足など
・有害物質 化学物質、薬、農薬、食品添加物、水道水の塩素、環境ホルモンなど
この3つの因子によって
・自律神経バランスのかたより
・腸内環境の悪化
・ホルモンバランスの悪化
・体内酵素の消耗
などが起こり、免疫反応の過剰や誤作動を起こす体質になった可能性 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています