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キーン、ピーなど【高音の耳鳴り】は耳鼻科医推奨の「耳ひっぱり」で改善し、聴力もアップ!

の耳鼻咽喉科教授、中川雅文先生が考案した「耳ひっぱり」です。中川先生は次のように話します。

「このやり方は私自身が考案し実際に多くの患者さんにすすめて成果を上げている非常にお手軽な聴力アップ法です。ここではわかりやすく『耳ひっぱり』として説明しましょう。
まずは、下の写真でやり方を解説しますので実践してみてください。

@耳と反対側の手で、耳の上端をつまみ、約30秒間キュッキュッとリズミカルに何度も引き上げる。ほどよい力加減で耳を持ち上げるように引っぱる。
Aつまむ位置を耳の横に変え、今度は後方に引っぱることを30秒間くり返す。@〜Aが終わったら、もう片方の耳も同じように引っぱる。

行うときのポイント
●@30秒+A30秒として両耳をそれぞれ1分かけて引っぱることを1セットとする。これを朝晩1セットずつ行う。
●つまむ位置や引っぱる方向を少しずつ変えて、聞こえがよくなる引っぱり方を探してください。

耳ひっぱりが耳鳴りや難聴を改善に導く理由@アブミ骨筋をほぐす

理由A耳のたるみや血流不足も改善

また、耳を後方に引っぱると、4キロヘルツ以上の高音域の音の聞こえがよくなることも確認できています。
つまり、キーンやピーといった高音耳鳴りで悩む方にぜひおすすめです。
実際に、高音耳鳴りで悩んでいた患者さんが耳ひっぱりを行うことで聞こえがよくなり、改善に向かった例もあります。

耳ひっぱりを行えば、耳介の柔軟性が増して雑音を拾いにくくなるという作用も得られると期待できます。耳は加齢で硬くなり、雑音を拾いがちになります。
聴覚筋ほぐしで赤ちゃんのように柔らかな耳介にすることができれば、よりクリアな音が聞ける耳を保てるでしょう」(中川先生)

高音耳鳴りの方はもちろん、低音耳鳴りや聞こえが悪い難聴の人もぜひ試してみてください。
もちろん、耳鳴りや難聴のある人は必ず耳鼻咽喉科の専門医にみてもらうことは忘れないでください。

https://www.karadane.jp/articles/entry/news/006803/