>>893
日本人の糖尿患者にとって一番基本的なガイダンスの一つである
「科学的根拠に基づく糖尿病診療ガイドライン2013」の第二章三節
http://dmic.ncgm.go.jp/medical/060/diabetes_treatment_manual.pdf
「血糖コントロールの目標並びに評価」において、一般的な7.0という目標以外に
なぜ6.0という、よりハードルが高い目標があるかの理由として

UKPDSという有名なイギリスの大規模研究で、「HbA1c(NGSP)6.0%程度までは、
細小血管症・大血管症ともに発症リスクが低下している」からと明記されている。

確かにクマモトスタディなどで6.9未満(7以下ではない)では合併症発症率が
低いことが示され、一般的な血糖コントロールの目標値は7.0になっているが、
UKPDSによれば6.0までは下げれば下げるほど発症率が低くなる
(ゆえに低血糖を起こさずに実現できるなら下げるメリットはある)
こともわかっている。
逆を言えば、そういうことが分かる程度には6.0-6.9でも合併症は出現するということ。
この程度の日本語の読解力が無いのなら、もうどうしようもないが