>>419
時期が思い出せませんが、薬害C型肝炎のフィブリノーゲンでC型肝炎に感染してしまうより以前に
血液製剤にB型肝炎ウイルスやその他のウイルスがいても不活化(感染しないように)するような添加剤が使われていたのと、
7歳以降は免疫機能がB型肝炎ウイルスが体に入ってきても倒せるくらいになること、
また、血液製剤にB型肝炎ウイルスがいる可能性はないかと思います。
B型肝炎はけっこう昔に血液検査で分かるようになっていたので、血液製剤を作る際の大量の血液を使う時に
個別のB型肝炎ウイルスがいる血液は使わなかったのもあり、薬害B型肝炎はありえないと思います。
なお、基本的に日本タイプ遺伝子のB型肝炎ウイルスは7歳以降は感染しても持続感染にはなりませんが、
欧米タイプ遺伝子のB型肝炎ウイルスは7歳以降でも感染すると持続感染になるので、B型肝炎訴訟では対象になりません。

>>420
コロナウイルスで有名になったPCR検査。
元々ウイルスを検出する方法はけっこう時間がかかります(水質調査とかのウイルス検出も時間がかかる)。
C型肝炎の場合は、C型肝炎ウイルスが血液1ml中にウイルスの遺伝子(RNA)が10あれば、
血液中にC型肝炎ウイルスがいるということが分かります(Taqman-PCR法)。
じゃ、どのくらいの数がいるかは、常用対数で1.2、15のRNA以上なら大まかな数がわかるという検査法です。
(この前は定性検査でいるかどうか、いたとわかったら定量検査で数を調べ、余りに多いとハイレンジで調べるという結構手間がかかってた)
なぜ対数表示にするかと言うと、元々数よりも減り方を重要視するので、桁数を見るために対数表示にしています。
(ウイルスの数が100(対数で2)から15(1.2)になるよりも、10万(5)から100(2)に減った方がクスリの効果がある。
2→1.2と5→2と感覚的にわかりやすくするために桁数表示の対数を使っている)