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【糖質制限推進論者の矛盾】

コレステロール値が高いことは「悪」ではない。コレステロールは「必要」なものだから高い。動脈硬化の原因とされる「悪玉コレステロール」の増加も
「糖質過多」「高血糖」「高インスリン血症」の結果であって原因ではないというのが「糖質制限推進派」の共通した見解である。

そこで「糖質制限」をして「高コレステロール血症」になったとしても「必要だから増えてきている」などととんでもないことを言いだす始末で「何も分かってない」という矛盾をさらけだしている。

すでに「糖質制限」を行って「コレステロール値」が上昇してくると「低T3」との相関関係も指摘されている。「糖不足」がもたらす弊害はこれだけではない。

「糖新生亢進」が起これば「糖尿病体質」になる。何より「夜間睡眠時の低血糖」による「溶解人間現象」を長期に続ければ「がん」を始めとして思わぬ副作用が将来多発してくるかも知れない。

ブドウ糖代謝が正常であってこその脂質代謝であることに気づくことができないために、いつまでたっても「糖質悪玉論」にこだわり続け「脂質悪玉論」に耳を傾けようとしない。

「糖質制限」という「対症療法」で単に「血糖値が安定しているに過ぎない」のに「糖質」を悪玉に祭り上げ「脂質」そして「ケトン体」を賛美している矛盾に気づかないのである。

「スタチン」による高コレステロール血症の治療は非難しても「糖質制限」による「耐糖能異常の治療」の非難に対しては「誹謗中傷」として反論する神経が理解できない。

さらに糖尿病の合併症予防についても「高インスリン治療」は批判して「低インスリン治療」を賛美している。しかし、これとて「対症療法」で、むしろ裏で「糖尿病が悪化する治療」であることに気づいていない。
このため「糖尿病の予防」で始めた「非糖尿人」を「糖尿病」にさせてしまって取り返しのつかないことをしていることに反省すらしない。

「糖質制限推進論者」がこういった自己矛盾に陥っているからこそ、これまで「恫喝」と言われようと執拗に「間違った糖質制限」を批判し続けているのである。