>>558
医師ですが、少し説明しますね。

大動脈解離は、ほとんどの場合、何の前触れもなく、突然、胸や背中の激痛とともに起こります。
つまり、発症前の検査では、大動脈解離は見つかりません。

大動脈解離は、動脈硬化、高血圧、喫煙、ストレス、高脂血症、糖尿病、睡眠時無呼吸症候群、遺伝などのさまざまな要因が関係すると考えられています。
大動脈解離を予防したいのならば、「高血圧・糖尿病・高脂血症の早期発見と適切な治療」「禁煙。節酒。適度な運動。バランスの良い食事。腹八分目。肥満の解消」を心掛けることです。

つまり、普通のメタボ健診を受け、対処することが大切です。皆さん特殊な検査や風変わりな健康法に興味をもたれますが、メタボ健診は軽く見がちです。
でも、それが重要だからこそ、国策でメタボ健診をしているのです。

ご自分の動脈硬化を見つけたいならば、頸動脈エコー検査などいかがでしょうか?もし動脈硬化所見があれば、
「高血圧・糖尿病・高脂血症の早期発見と適切な治療」「禁煙。節酒。適度な運動。バランスの良い食事。腹八分目。肥満の解消」がその治療となります。