去年、ARMS受けたよ。
まだ少し呑酸が残ってるけど、その他の症状、胃もたれや吐き気、胸やけ、喉の違和感、咳、背中の痛みなどなどから解放された。
逆食歴は5ヶ月くらいで、近所の医者はもうしばらく薬で様子を見ようと言ったが、頼み込んで紹介状書いてもらった。
噴門ガバガバのまま効きもしない薬をだらだら飲む意味がわからず、さっさと手術を決めて本当に良かったよ。

ARMSは保険がきかないのが唯一の欠点だけど(と言っても30万だが)、それを補って余りある利点が多いと思う。
まず、他の手術より適応基準が低いので、症状の軽い人でも受けられる可能性がある。
体表面に傷をつけない&手術時間が短いので、低侵襲で回復が早い。(手術当日の夕方には自力でトイレに行った)
術後数日で通常の食事が可能になり、同時に退院ができる。仕事や日常生活への影響が少ない。
個人的には、退院と同時にいつもどおりの食事ができるのが一番嬉しかった。
四谷だと入院期間こそ短いが、その後1〜2ヶ月はお粥と聞いて、仕事で外食の多い自分には厳しいし、家族にも負担…
ARMSは、手術当日&翌日絶食→三分粥→五分粥→通常食=退院という流れ。
そんなにすぐモノが食えるのか不安だったものの、飲み込む際に削った部分に違和感があるだけで、手術したのが信じられないくらい元気だった。
術後3ヶ月ほどは萎縮して硬いのか、時々モノが詰まった。
念のためバルーンも検討したものの、カメラで見る限り特に狭くもなく、なるべく柔らかいものを食べましょう…で様子見。
胃の入口で引っかかるので吐き出すこともできず苦しんだが、徐々に噴門が柔らかくなったのか、いつの間にか「そんなことあったっけ?」となっていた。
半年もすると、手術どころか逆食だったことも忘れて生活するようになって、家族に笑われる。

あー、毎日メシがうまい。日々が楽しい。医術に感謝。