タレントの中居正広とお笑いコンビ・ナインティナインが2日放送の『めちゃ×2イケてるッ! 中居&ナイナイ日本一周FINAL』(後6:30〜10:00)に出演。
1996年から20年以上にわたって継続してきた3人の旅も、3月末の『めちゃイケ』終了を受け、今回の11回目がラスト。日本一周の旅の終わりに催された打ち上げでは
中居と『めちゃイケ』メンバー双方が粋な演出をプレゼントしあい、一同が涙する感動の展開となった。

 ステージに立った中居は最後の日本一周の旅に感謝を述べると「バラエティーの最後は寂しく残酷なもの」と、2014年に『笑っていいとも』の最後で述べた言葉を引用。
番組終了を目前にしても大いに笑いあっている『めちゃイケ』メンバーを前に「これが『めちゃイケ』が貫くスタンス・スタイルなんだな。不思議を通り越してステキだと
感じることができました。ぜひ残り3ヶ月そのスタンスを貫いてください」と呼びかけた。

 ここで中居が『めちゃイケ』メンバーのために用意したサプライズがスタート。突然、子役が芝居をしながら登場し、最初は何の演出か不思議がっていた一同だったが、
実はこれは矢部浩之と岡村隆史の幼少期からを描いた“出会い”のストーリーだった。10代で出会い、お笑い芸人として駆け出し、『めちゃイケ』メンバーたちと
出会っていく過程を笑いを交えながら役者が演じ、中居はナレーションで参加した。

 つづいて『めちゃイケ』側からも、岡村隆史から中居に宛てた手紙を「恥ずかしいから」という理由で先ほどの子役が代読する粋な演出が贈られた。「ぼくは、
あなた(中居)を国民的なスターだと思っています。立派な司会者だと思っています。大切な共演者だと思っています。そしてちょっと恥ずかしいのですが、
最近は…友達だと思っています」とのメッセージに会場一同が涙した。

 しかし、手紙を受け取った中居がしゃべろうとすると、突如ステージの床が開き中居が落下。そのままウォータースライダーに乗って外に流されていくお約束の
ドッキリが展開された。

 さらにその後、極楽とんぼ・山本圭壱ふんする懐かしのキャラクター「油谷さん」も乱入、加藤浩次ともおなじみのケンカを繰り広げ、いつもの『めちゃイケ』モードに。
中居の願いどおり“スタンス”を貫いたエンディングとなった。

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