CH53ヘリコプターとは

CH53ヘリコプターは全長およそ30メートル、重量およそ15トンで、最大55人を輸送できるアメリカ軍の大型輸送ヘリコプターです。
沖縄県では宜野湾市のアメリカ海兵隊普天間基地に配備されています。

CH53ヘリコプターをめぐっては、ことし10月に沖縄本島北部の東村の牧草地に1機が緊急着陸して炎上したほか、
13年前の平成16年には普天間基地に隣接する沖縄国際大学の敷地内に墜落して炎上し、大学の校舎をはじめ
付近の住宅の屋根や窓ガラスが壊れる被害が出ました。

また、普天間基地の周辺では今月7日に、保育園の屋根に「US」などと書かれた重さ200グラム余りのプラスチック製と見られる筒状のものが
落下しているのが見つかり、アメリカ軍はCH53ヘリコプターのものであると認めたものの、飛行中に落下した可能性は低いという認識を示しています。

宜野湾市立普天間第二小学校とは

宜野湾市立普天間第二小学校は、アメリカ軍普天間基地の北側にあり、基地とはフェンスを挟んで隣り合っています。
学校のホームページによりますと、昭和44年に開校し、現在およそ700人の児童が通っているということです。

保護者「また起きたのか」

普天間第二小学校に3人の子どもを通わせているという母親は「学校に何か落ちたと聞いて連絡しましたが、つながらないので来ました。
先週も保育園で同じようなことがあったので、また起きたのかという感じです」と話していました。