コルヒチン
日本での厚生労働省認可の適応は「痛風発作の緩解および予防」、「家族性地中海熱」である。
痛風発作の発現後、服用開始が早いほど効果的である。
予防投与では、発作が予感されるかなりの初期でないと効き目が少ないのが特徴であり、痛風発作以外への鎮痛・消炎作用はほとんど認められない。
長期にわたる(予防投与も含めて)服用は副作用発現の可能性が高くなるので、医師(できれば専門医)に受診しながらの服用が重要である。
副作用には胃腸の不快感や好中球減少症等があり。
投与量過多により骨髄抑制、貧血を起こすことがある。