慢性炎症は罹患している期間が長くなるほど治りにくいです
慢性上咽頭炎は気づかれにくい病気なので、自覚するより大分前から緩やかな炎症が継続されていたというパターンも多いはずです
自分は慢性上咽頭炎だと自覚して治療に通ってから安定するまでに1年くらい、300回以上の治療がかかりましたが、今思えば7〜8年前から鼻の奥が弱かったな〜という印象があります

週に4〜6日Bスポットに通い半年以上経過した時点で症状が安定しなかったので、上咽頭のケアだけに注力しても治らないんじゃないかな〜コレはと。もう身体全体、根っ子からの問題じゃないかと考え方を切り替えました
Bスポット治療を治癒の土台とするのは変えず、炎症を治せない身体や炎症しやすい身体の改善方法について調べて生活に取り入れ、コツコツ継続する中で少しずつ安定に向かっていきました
自分の先生の塗り方は体感的にもずっと一貫していますから、患部に当たる当たらないという問題よりもBスポット治療(局所的な治療)+身体の内部からの改善 が功を奏したと考えています

自分の先生の所にも、自分のように寛解できた人と数年以上不安定な状態のまま戦っている患者さんがいらっしゃるそうです
その方の上咽頭の構造的な問題というのもあるのかもしれませんが、身体全体の根本的な見直しという点を付加するかしないかによって症状の改善に差がでてくるというのが個人的な考えです