>>830
バランスが大切という主張に関しては同じ繰り返しになりますが、いまだ自分たちは「分かってないことが多い」前提の上で、いま分かってることだけで結論を導くのは拙速ではないか、ということです。

どういうことかというと、その成分と人間がどんな関わりをもってるのか、まだ未見の役割があるかもしれない。現代においては日々、新しい発見がある。それはまだ未開のフロンティアが残っていることを意味しています。
そうしたときに、安易に切り捨てる考え方、それが糖質制限を押し進める人たちの一方的な考え方ですけれども、拙速ではないか。
糖質は毒だ。役立たずだ。問題ばかりのクズだ。だから一切摂取しなくていい。
そうした考え方は偏狭的で視野狭窄で独善的で傲慢だと感じます。

この分かってないことが多いということに関しては、当初から指摘してきたことですが、嬉しいことに同じことを仰ってくださる方がいました。
先のNHKの番組(NHKスペシャル人体)の中でips細胞を発見されたノーベル賞受賞者の山中先生が「我々はまだ分かってないことが圧倒的に多い」と述べられていました。
もちろん、山中先生を凌駕する功績をもってるぞ!と言われる方がいらしたら是非ご教授願いたいのですが、でも、そうした方がここにいるとは到底思えないですよね。
つまり糖質制限者にこそ当てはまることですが、もっと謙虚になって、先人の知恵も借りながら生活を送るべきではないでしょうか。
それがバランスの取れた食事が大切だという主張に繋がっています。