希望を持たせるために「チビは最終的に長身になる、逆パターンも存在する」と語られて来たんだと思う。
特に21世紀に入ってから思春期を迎える早さの概念が認知された。
しかし厳密には「思春期で伸びる量の個人差は少ない」という事であり。
早熟、晩成かどうかが全てではない。
言い換えると「思春期が始まるまでに、どれだけ伸ばせるか」である。

7歳時点の身長の高低が最終身長まで保存される可能性が高いというのも、
思春期以降の身長の伸びに個人差は少なく、
思春期よりも低年齢の時に伸びる量の方が明らかに多いということである。
低年齢の時に付いた差を挽回するのは非常に難しい。
「成長期に身長を伸ばすために努力する」というのは
概ね、思春期頃を想定しており
その頃にはすでに決着は着いている。