母親が家出してるので、祖母に面倒みられ、現在は祖母の面倒みたり面倒見られたりしてる。
90目前なんで、耳が遠くなった、物忘れも多くなった、思考がポンコツになってきた、は想定の範囲内。

ただ、なまじしっかりしてるので、不意に顔を出す妄想の対処に悩む。
おきまりの物盗られ妄想。
隠しておいたお金がない!お前が取った!
ここまではテンプレと諦めもしよう。
否定するな、話を逸らせ、と簡単に言ってくれるが、面倒なのはまだらボケなのでその他の思考はまだハッキリしてるんだ。
またなくなったんだ怖いね、と同調して言ってやればお前は嘘が上手くなった、平気な顔で嘘つけるのね、とぐちぐち言いだす。
話を逸らされている、という所は理解できていて不信感を募らせてるのだが、だからと言って話を合わせるとこちらが犯人になるしなあ、と悩ましいところ。
そして現実はといえば、やってないのになんでそんなこと言うのこのボケ老人!と怒鳴って、後から「老人の妄想を、否定してはいけません」と書いてある記事をみて自己嫌悪してる。
寂しさゆえといわれても、祖母が出来ないことが増えた分私のやることは増えてるし、癌抱えてるし、遊びたいしやりたいこともあるしで、構ってられないんだよ…