チアネプチン

・当初は抗ストレス作用からうつ病治療に用いられてきたが、SSRIとは逆にセロトニン再取り込みを促進させる効果をもつ。ほかに喘息、腸過敏症候群にも有効とされる。
・近年、抗うつ抗ストレス作用による二次的な効果とは独立して、それ自体によるNootropic作用、スマドラ効果が確認されてきている。

・抗ストレス作用による脳神経保護効果を示す。側頭葉脳神経細胞のアポトーシスを抑制し、海馬の容積を増大させる。
・神経成長因子BDNFをストレスの有無にかかわらず増幅させ、脳の可塑性を向上させる。海馬はもちろんのこと、扁桃体でのBDNF増幅が特徴的である。
・長期記憶LTP、短期記憶PBの両者を促進する。
・グルタミン酸過剰を抑制し、脳神経を保護する。
・SSRIなどと比較し顕著に副作用が少なく安全性が高い。

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2701287/
https://tianeptinestore.com/2016/03/16/tianeptine-sulphate-dosage-complete-guide-2016/