■真性包茎(真性包茎と思い込んでいても違う場合も多数ある→泌尿器科を受診した際に医師が手で剥いてくれる)

 包皮を反転しようとしても亀頭を一切露出できないペニス、または亀頭の先端だけしか露出できないペニスで手術適応性がある。
 しかし、包皮を反転しようとしても亀頭部を一切露出できないのは、包皮と亀頭が強く癒着しているだけのことがほとんど。

 特に幼児期のペニスは一般にこの症状である。包皮を反転できれば、仮性包茎の状態にできる。
 例えるならば、極めて粘着力の強いシールやテープを剥がすのに似ている。まずは入浴時にゆっくりと剥いてみよう。
 しかし、極めて癒着が強い場合、自分の力では剥けない、剥く勇気が出ないため、泌尿器科を受診し医師に剥いてもらった方が早い。

 その際は「手術希望」のスタンスではなく、まず「剥いてほしい」「剥けるか剥けないか」のスタンスで臨もう。
 いずれにしても泌尿器科を数件受診することが望ましい。


 ■嵌頓包茎(かんとんほうけい)

 仮性包茎の一種。包皮輪(マフラー)が水ぶくれになった状態。痛みが激しい等トラブルが発生した場合は早急に泌尿器科を
 受診すること。また、特に痛みなどトラブルがなければ1〜2日放置すれば水ぶくれ状態はおさまり元のペニスの状態に戻る。