>>833
専門的なことは分かりませんが、迷走神経系の破綻がアブレーション後の不整脈を誘発
しているということみたいですね。
で、迷走神経(副交感神経)を活性化させる方法は無いので
逆に交感神経β1遮断薬を投与することにによって、
迷走神経系の日内変動を穏やかにして、特に早朝の迷走神経の極端な低下を防いで、
心室性頻拍の発生を抑える。-- という理解で良いのかな。

元々不整脈というのは心臓の病気と言うよりも神経の病気じゃないかと思っています。
特に迷走神経。
上の方の書き込みで迷走神経についていろいろ書いてきたのですが、
迷走神経と心臓の関係は、まだまだ分からないことがたくさんあるみたいですね。

胸鎖乳突筋という首の筋肉の近くを迷走神経が通っていて、
この筋肉の後ろ側をマッサージすると心臓の不安定感が無くなることがあります。
胸鎖乳突筋のマッサージは、迷走神経を刺激して自律神経のバランスを
取り戻すやり方として知られています。