>>700
2期梅毒、または早期無症候梅毒に該当します。
どちらの時期も「早期梅毒」に含まれ、治療方針は変わりません。

梅毒の皮膚症状はかなり多彩で、明らかに梅毒というケースから「これは梅毒ではないだろう」と見えるものまで様々です。
見た目で判断できない場合には、皮疹の場所に菌がいることを顕微鏡で確認する必要がありますが、そういう検査を行っている病院はおそらくほとんどありません。
そのため、皮膚の症状が梅毒によるものか確定できないことは珍しくありません。今回もそうでしょう。

病期が決定しないのは不安だと思いますが、上に書いたようにかなり絞り込むことができますし、何より治療方針は確定できます。
1年前に検査が陰性だったという情報がとても大切です(この情報から、早期梅毒と判断できます)。