1-1 父親の身長と息子の身長の関係

標本数:父親と息子の組み合わせ716組
複数の兄弟がいる場合は全て考察する。
例:父親と息子兄弟が3人いる場合、(父親と長男)・(父親と次男)・(父親と三男)の3組

父親の身長
平 均 値:170.49cm(中央値:170cm、最大値:206cm、最小値:147cm)
標準偏差:8.64cm

息子の身長
平 均 値:174.09cm(中央値:174cm、最大値:203cm、最小値:150cm)
標準偏差:8.97cm

父親と息子の身長差の平均値(息子-父親):3.60cm(= 174.09cm - 170.49cm)
716組のうち、父親より息子のほうが背が低いケース:252組(35.2%)・・・A

差の最 大 値:+34cm(「息子のほうが父親より34cm高い」というケースの存在を示す)
差の最 小 値:-37cm(「息子のほうが父親より37cm低い」というケースの存在を示す)
差の標準偏差:9.67cm

相関係数:0.40
回帰直線の方程式:息子の身長Y = 0.35*父親の身長X + 114.26・・・B

Aより、
「およそ3組に1組の割合で「父親より息子のほうが背が低い」という組み合わせが存在している」
ということになるが、戦前生まれの父と息子の組み合わせも含まれている様子なので、より若い父と息子の組み合わせ
(差が小さい場合が多い)に限定すれば、この割合は高くなるものと思われる。

Bより、平均身長について、
息子の平均身長174.09 = 0.35*父親の平均身長170.49 + 114.26