ポールのアルバムにはガッカリしました。
「ラム」を聴いても、なにかこう「曲調」というものが感じられないな。マヤカシとしか思えない。時間の浪費だと思う。
あくまでもこれは僕だけの感じ方ですがね。いずれにしてもポールは実力を発揮出来ずにいる。
そして段々風変わりな男になりかけてるな。

ほかのイメージを求めているために現在の自分を恥じている、という感じもありますが……。

イメージの選択は勝手です。でも、僕は失望しました。


リンゴ・スター
(1972年 ミュージックライフ2月号より)