>>24
なんかさ、チャボに限らないけど、あの世代で今でも取り敢えず生き残って活動してる人って、
大なり小なり「村」のなかだけで持ち上げられてる人なんだよな。
もちろん、内外の超ビッグネームも、規模がでかいだけで変わらないのかもしれないけど、
チャボだったり三宅だったり加奈崎だったり早川義夫だったり、そのへんはみんな「村」。
それを本人やファンが自覚してるかどうかはまたそれぞれなんだけど、例えば先頃闘病生活を
発表したエンケンなんかは、取り巻き含めてそのへんを全然自覚してなくて(複数回ライヴ等
観たうえでの結論。異論は認めない)呆れかえってしまった。
そこいくと、例えばフェス出演とかで一見の客相手でも有無を言わさずねじ伏せて持ってって
しまっていた清志郎は、チャボも含めたそのへんとは一線を画していたんだなと思う。
もちろん彼に引き込まれなかった人もゼロってことはないだろうけど、でも「村」のなかだけの
王様、って手合いとは明らかに違っていたと思うな。

チャボの話に戻すと、歌がフラット過ぎようが替え歌に頼ろうが、精神論的というか信仰というか
そういうノリで「チャボさん最高!」としか言わない連中だけに囲まれて過ごしてると、
あの番組の歌唱の出来不出来とかも判んなくなっちゃうんだろうな。