見方が違うなー。ポールは自分がやりたい事をやっていたらヒットしちゃって、
その後にヒットを目指すようになって失速しただけ。虚像を守ったらロックじゃないさ
アイルランドとかメアリーとか、こんなのヒットメイカーの作品じゃないよ、やりたいからやった
セックスが大好きだからハイハイハイで、リンダが好きだからマイラブなんだ
やりたいように暴れていたから、メンバーがついていけなくて逃げたんだよ。そうしなきゃ人間でいられない
72〜73の自分に正直なろくでなしの時期が有ったからこそ、ポールは音楽が大好きなままでいられたのさ
ヴィーナス&マースは当時の評論家の評価は高かったけど、あれはヒットを目指した作品
でも元ビートルズのメンバーとしての作品じゃなくて、ウィングスのリーダーとしてのヒット欲
そして、それまでの失敗を意識してメンバーにちょっとだけ気を使っただけのもの
この人は時間を与えれば与えるほど、碌な事を考えないからダメな作品にするタイプだ
その証拠にテキトーに作った音の速さの方がスカスカだけど乗りがいい良さがでている。そしてライブ。
海賊盤のほうがよっぽどいいけど、暴れるだけ暴れた方がすっきりしていていいんでしょう。ロックな人なんだ
デニーにお任せのロンドンは閉塞感が少なかったが、卵でまたヒットを目指しすぎてダメになった
結局、人間はイメージに頼ったり、守りに入ったらつまらなくなるだけだ

ジョンは賢いから、バンド・オン・ザ・ランを聴いて、なんで自分が苦しんでいるのか判ったんだと思う
別居して、呑んだくれて、喧嘩して、グルーピーをレイプして、テレビを見ながらケロッグを喰う
それは自分を取り戻す為に必要な儀式で、それでもそれが大衆に受け入れてもらえるか不安だった
bPヒットになって、大声援の中ライブで歌う。レジェンドでも若者のリーダーでもない等身大の自分が
初めて受け入れられる事を感じる喜び。歌詞の内容とかは重大な問題じゃない
生き生きとした喜びが歌声を通して溢れている、それが大事