One Yearは思った以上にクラシカルだった。オデオラはポップスとロックとクラシックが融合している感じだったが
こちらはかなりクラシック寄りだと思った。最も使われている楽器は、ギターでもドラムでもなく、
ストリングスなんじゃないか。おかげで落ち着いていて品があって、静かな喫茶店が似合うような曲が多いと思った。
アップテンポの曲は格好良くて力強いのに、品が良くて、かつ親しみやすい。スローな曲は繊細で奥深い。
で、さあアルバムはどんな風に締めくくられるのかと期待していたら、何ともあっさり終わったので驚いた。
これは聴けば聴くほど味が出るタイプの作品だと思った。以上、7〜8回聴いた時点での感想。