>>295
お答えいただきありがとうございます。

Hello Goodbyeに関して、その弾き方だと確かにアタックの際はニュアンスが近いけど、本物はチョークダウンした音にもずっとダブリング効果が確認出来るので、
ちょっと違うのではないかと。
それにユニゾンさせるダブルチョーキングのテクニックは録音当時の1967年よりももう少し後になって浸透、一般化されたと思うので、ジョージ(?)がその
テクニックを使っていた可能性は薄いのではないかと。弦のゲージも今よりは太かったはずですし、かなり細めの弦でないとで1弦を人差し指で押さえたまま
2弦を全音半ベンドするのはかなり困難でもあります。
このギターの音、一発だけですが、なんとなく音のずれ具合がYer Bluesの後半ギターソロのそれと似て聴こえます。なのでハッキリADTだろうと推測します。

While〜に関してもアドバイスありがとうございます。
でも普通にコーラス使うと、雰囲気的には問題なく近い感じにはなるのですが、やはり音そのものは違うんです。
コーラスだといくら細かく設定して近づけようとしても、「ヒュワ〜ン、ゴワ〜ン」という感じになってしまって、ADTのあの、「シュワ〜ン、ニュルニュル」という
感じにならない。フェイザーとかフランジャーでは益々かけ離れるだけです。

ビートルズのギターサウンドで、モジュレーション系では、レスリーとこのADTがキモだと思うんだけど(ていうかそれぐらいしかない)、レスリーはわざわざ巨大な
本物使わなくても、今は沢山よいシミュレーターが出てるので、かなり近い音に出来る。でもADTだけは近くなった試しがないし、近い音出してる人も聴いたことが
ない。
実はシーケンサー用のプラグインでADTと称するものが出てるのは出てる。http://www.vacuumsound.de/plugins.html
使ってみたけど、特にフラッターの周期が、可変だけど結局周期そのものは一定なので、機械的なニュアンスになってしまってダメ。かかりも浅い。

ビートルズのADTは相当深いワウフラを発生させてるんじゃないかと思う。

再現出来ないという意味では自分の中で謎の音の一つ。う〜ん…