まぁしかし・・”ジョンがビートルズそのもの”、だとは思わないまでも
>>386->>387 を見ても、作品実績的にやはりビートルズの「最も主たる人物」であった
という印象は拭えないのではないか?

ブレークから解散までビートルズの代名詞的な楽曲、ライブや映画で看板となるような楽曲、
さらにレコーディングしかしなくなった中期〜後期にかけて質的に重要性が高いと現在でも
一般に考えられてる楽曲を、ほぼ一貫して供給しつづけていたのは、ジョンといえるからね。

作曲数それ自体も最も多いし、質も持続的に高くこれといったスランプというものがない。

それに加え、詞と言葉(発言)の力・時代的影響力、センセーション性も
ビートルメンバーの中では存在感が図抜けていた。
女王陛下の御前コンサートでのブラックジョークに始まり、渡米時の発言、キリスト発言
どんどん先鋭化する政治メッセージと行動など。

そういった明確な根拠があるので、なんとなくビートルズ=主としてジョンという
(英語圏ではかつてからあったような認識)が、最近の日本でも優勢を占めて
来たのではないかな。

喩えるならビートルズの幹・骨格・脊柱がジョンであり
枝葉・筋肉の部分がポール というイメージだな。
両方なければビートルズではないが、ジョン抜きという仮定自体が成り立たない・・
という意味では、”ビートルズ=ジョン”とも言いうるだろう。