【1.6V】ニッケル・亜鉛電池【Ni-Zn】
ニッケル亜鉛(充)電池は公称電圧が1.6Vで初期電圧が1.85Vでハイパワー ニッケル亜鉛電池の充電器でマンガン電池やオキシライド電池を充電できるか気になる 個人的には充電可能アルカリ電池があるけど、これのオキシ水酸化ニッケルを使ったものが
これだと思う 尼で売ってるけど微妙だな
耐久性も容量もイマイチぽい ニッケル亜鉛電池の充電器でマンガン電池を充電しようとやって見ると、充電器の電圧が
1.9Vとかなり高いので、液漏れの可能性が高いな。電池温度監視して充電してみた。
なぜあえて高い電圧を試してみたのは、マンガン乾電池の初期電圧が高いから、しっかり
充電するには高い電圧が必要と考えたからだ ニッケル亜鉛はmWhで書かれているけどmAhに直すとそんなに容量無いな >>15
マンガン電池を充電すると電池の温度が結構上がるので心配していたが、
電池電圧が低い程発熱が多くて充電されるにつれて温度は下がるようだ。
但し過放電のマンガン電池はかなり過熱して爆発・液漏れの可能性大だから
避けること。というかマンガン乾電池は充電すると塩素ガズが出たり可逆的でないようだが、
電池残量のあるうちならある程度充電できる。 充電効率はエボルタネオがはるかによく、百均定番の安物充電式電池より
いいくらいだね、アナログ式の電池チェッカーで赤の半分程度まで放電
したのでも復活する。過充電、過放電に注意すれば10数回以上、ものに
よっては30回くらいは普通に使える。もちろん回を重ねる毎に効率は
悪くなるから減りが早くなったと感じたら御役御免としよう。
なおネオでないエボルタはパナの金赤等よりはいいがネオには遠く及ばない。
イメージ的に、 エボルタネオ>>(百均の定番充電式電池)>>>
エボルタ>>金赤>>>panasonicのカラーアルカリ>>>>百均の
定番アルカリ乾電池≧マンガン乾電池 (個人の感想です) 一次電池の充電可能性
マンガン電池の反応
塩化アンモニウム型
2MnO2+Zn+2NH4Cl→2MnOOH+Zn(NH3)2Cl2
放電が進むと
2MnO2+Zn+2NH4Cl→Mn2O3+Zn(NH3)2Cl2+H2O
完全放電
2MnO2+Zn+2NH4Cl+2H2O→2Mn(OH)2+Zn(NH3)2Cl2
塩化亜鉛型
8MnO2+4Zn+ZnCl2+8H2O→8MnOOH+ZnCL2・4Zn(OH)2
放電が進むと
4MnO2+4Zn+6ZnCl2+8H2O→4MnCl2+2[ZnCl2・4Zn(OH)2]
更に放電が進むと
2MnO2+Zn→ZnO・Mn2O3
完全放電
MnO2+Zn+H2O→Mn(OH)2+ZnO
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アルカリマンガン電池の反応
MnO2+Zn+2H2O→2MnOOH+Zn(OH2)
放電が進むと
2MnO2+Zn→ZnO・Mn2O3
完全放電
MnO2+Zn+H2O→Mn(OH)2+ZnO
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*ジアンミン亜鉛ジクロリド Zn(NH3)2Cl2
*ヘテロライト ZnO・Mn2O3
マンガン電池・アルカリマンガン電池を充電するにはオキシ水酸化MnOOHが残っている必要がある。
二酸化マンガンMnO2とオキシ水酸化MnOOHは可逆反応が可能である。
Mn2O3は性能は悪いが充電によりニ酸化マンガンに可逆反応は可能。
水酸化マンガンMn(OH)2が出来てくると放充電サイクルで不活性で導電性が低い四三酸化マンガン
Mn3O4が生成されて電池性能が著しく低下する。
塩化マンガン(II)MnCl2は充電するとどうなるか詳細不明ですがあまりよろしくない作用をする
可能性があります。
マンガン電池の場合は電解液を塩化物塩ではなく硫酸塩にすることにより充電特性が
良好になるようです。 塩化アルミニウム型マンガン電池はZn(NH3)2Cl2が沈殿するので、充電によりZn電極の
回復が難しくなると考えられます、そもそも塩化アルミニウム型は液漏れし易いので
充電には不向き。一応充電すると、水素塩素電池として電圧は発生します。 塩化亜鉛型マンガン電池は微弱放電⇔充電で2次電池として機能しそうですが
実用度は低いですね。
あとマンガン乾電池、アルカリマンガン乾電池の充電電圧ですが、1.9V以下なら
それほどガスは発生しないようです。1.9Vを超えると多量にガスが発生するので、
液漏れ・爆発します。 マンガン電池は内部抵抗が高いから充電すると発熱しやすい傾向ですね オキシライド乾電池の未用品がどこかにあったはずと探したら、
使用済み電池入れに入ってたw。
電池チェッカーで計ってみると残量はMAX。液漏れせずに生き残ったのは
3本。この電池を消耗させて充電実験をしようと思うけどなんかもったいないな。 ニッケル亜鉛充電池とオキシライド乾電池は電圧が同じぐらいだから、
オシライドもぐいぐい充電できる感じだ。 マンガン乾電池は熱くなるまで充電してはいけない事がわかった。
熱くなるまで充電すると容量が減る あとマンガン電池は電圧が1.25V以下になると満充電が不可能になるようです。
どんなに充電しても1.25V以上にはなりません。 乾電池を充電した直後に電圧を測定するとかなり高い電圧が出る場合があるようです。
最大値は
マンガン乾電池で1.85V
アルカリ乾電池で1.93V
とんでもなく高い数値が出るケースがあるようで驚きです。 >>18-19
はググって調べた情報です。私もテスター買って調べて見たいと思います。 オキシライド乾電池等のニッケル系乾電池は充電すると2.0Vを超える可能性があると
思われます。 手作りでマンガン乾電池、アルカリ乾電池の充電器を作る場合は
高めの電圧で充電しても良く、マンガン電池の安全マージンとるなら1.85V。
あと電圧監視装置を付けて、充電しても電圧が上昇しない場合には
停止するようにすれば更に良い。 >>29
アルカリで1.95Vも出るケースもあるようです。 ニッケルカドミウム充電器やニッケル水素充電器ではアルカリ乾電池を充電できる
場合があるが、最高1.4V迄しか充電できないので、電池がやや消耗した状態での運用
となるのでアルカリ乾電池の最高のパフォーマンスは発揮できない。
最高パフォーマンスを得るには1.6V以上での充電が必要。
1.9Vを超える電圧はリスク高し。(最高でも1.95迄)
1.7V〜1.8Vなら十分安全マージン内かな マンガン缶電池は新鮮な状態だと(極)初期電圧は1.8Vぐらいあるようです。
それを踏まえると1.85Vはそれほど驚く数字ではありませんし、アルカリ電池で
1.9V以上出るのも不思議ではありません。 テスター買いました。充電電圧は1.9Vで、
乾電池エボルタを充電して電圧を計測したところ、1.897Vまで電圧が上がりました。 エボルタneoをニッケル水素充電器で充電した場合は1.507V出てました。
エボルタneoの1.9V充電はニッケル水素充電器使用での耐久実験が終わってから
やる予定です。 >>36
ついに1.900V到達しました。アルカリ乾電池でここまで出るとは、
オキシライド乾電池の出番が無いですね。でも次はオキシライドを充電してみます。 状態の良いアルカリ乾電池を充電した場合、定電圧充電でちょっと暖かくなってから冷めてくるとうまく充電できています。冷めてからも充電を続けると電圧が徐々に上昇していきます。暖かくなった所で充電を中断した電池でも1.72V程度あります。 ダメな電池の場合は電池が熱々になるだけで、1.3V以上には上昇しませんでした。