太陽エネルギーで水から水素を作る(基礎研究最前線) - 科学技術振興事業団
http://www.jst.go.jp/kisoken/seika/zensen/02doumen/


2015/7/4付
水素を家庭で生成 パナソニック、太陽光で分解技術
屋根にパネル状装置、2030年実用化めざす
https://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ03I0B_T00C15A7TI1000/
https://www.nikkei.com/content/pic/20150704/96958A9E93819688E2E19BE2908DE2E1E2E5E0E2E3E7869BE3E2E2E2-DSXMZO8885894003072015TI1002-PB1-5.jpg
家庭や街で水素自給・活用イメージ

 パナソニックは新エネルギーとして注目される水素を家庭で簡単につくれる技術を開発する。
太陽光で水を分解して水素を得る仕組みで、パネル状の装置を屋根に敷き詰める。
水素は燃料電池の燃料にして発電や給湯したり、燃料電池車に供給したりする。
家庭で使う電気を全量賄える性能を視野に、「ポスト太陽電池」として2030年ごろの実用化を狙う。

 そこでパナソニックが核に据えるのは光触媒技術だ。触媒に太陽光をあてると、水を水素と酸素に分解する反応を促す。
 ただ従来の光触媒は、太陽光の中にわずかしか含まれていない紫外線の下でしか働かない。
同社は「ニオブ系窒化物触媒」を独自に開発。太陽光の中で最もエネルギー量が多い可視光線に反応して
水素を生み出せることまでは確認済みだ。


2015年09月24日
太陽光による水素製造、宮崎で世界最高効率24.4%を達成
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1509/24/news065.html
http://image.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1509/24/rk_150914_suiso01.jpg
図1 集光型太陽電池の原理 出典:東京大学、宮崎大学
http://image.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1509/24/rk_1509124_suiso02.jpg
図2 宮崎大学に設置した実験装置 出典:東京大学、宮崎大学

再生可能エネルギーを利用したCO2フリーな水素製造が注目されている。実用化にはエネルギーの変,換効率が課題で、
世界中で効率向上に向けた研究開発が進んでいる。東京大学と宮崎大学はこのほど実際の太陽光による電力から水素を生成し、
太陽光エネルギーの24.4%を水素として貯蔵することに成功したと発表。これは世界最高効率になるという。


2018/07/23
集光型太陽電池と水電解で水素製造、18.8%の高効率で
https://tech.nikkeibp.co.jp/dm/atcl/news/16/072311320/
https://tech.nikkeibp.co.jp/dm/atcl/news/16/072311320/0723miyazaki_01.jpg
宮崎大学に設置した実験装置
https://tech.nikkeibp.co.jp/dm/atcl/news/16/072311320/0723miyazaki_02.jpg
日射量と水素製造量の1日の変化

2018/8/6付
太陽電池で水素製造、20年の実用化目指す
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO33784400T00C18A8TJM000/
 ■宮崎大学 富士通研究所(川崎市)などと共同で、太陽電池で発生した電気を使って水から高効率に水素を製造する
技術を開発した。1日につき平均で、太陽光エネルギーの18.8%を水素に変,換できた。市販されている太陽電池を使った
屋外の実験としては世界最高の性能だという。集合住宅向けなどに2020年の実用化を目指し、太陽光発電の普及につなげる。
 開発したシステムは、レンズで光を集める高効…