>>112捏造成り!例え50%でも効率が悪いぞ!
無駄な研究するなら、トリウム原発に切り替えたほうが
早い!既に開発済みである。
トリウム原発は5年で実用化が可能
 前に理想的原発としてキャンドル炉のことを書いたが、トリウム熔融塩原子炉を利用した原発はこれよりも早く実用化が可能だろう。キャンドル炉もやがて実用化する技術と思うが20年とかのスパンで考える必要がある。
 問題は技術開発では無くて技術審査に掛かる時間だ。既存の原発で燃料だけ交換すれば良いのか、新たな原発の設置が必要なのか。これは既に実証実験例があるのだから調べれば早急に結論が出るだろう。強いガンマー線がネックで地下建造物として作るのが良いかもしれない。
 地元住民への説明と合意もウラン系のプルサーマル程は時間を要しないだろう。危険回避の観点からは前倒しするくらいの姿勢が必要だ。
 問題は、国内に54基も原発のある原発行政の舵取りが出来るかである。
 役人は前例の無いものを嫌う。慎重に検討と言いながら時間を引き延ばす。アメリカの真意を確かめるために時間を浪費する。結局、行政制度を動かすのに無駄な時間が費やされる。
 トリウム原発は燃料の着火剤としてプルトニュウムを使うのでプルサーマルも中止。一回の燃料搬入で10年近く運転でき、しかも使用済み燃料の核種の大半は半減期が数十年なので地下処分場も不要。一部の核種は半減期がべらぼうに長いが分離は容易でしかも量も少ない。
 ウラン系の核燃料サイクルは行わないので高速増殖炉は不要。
 いいことづくめだが、何故、これを行わないで無駄な施設に税金を投入し続けたのか。それは、アメリカの原発技術に隷属し独自な技術開発を志向してこなかったから。アメリカが諦めたウラン系の原発にしがみついていたから。
 この国は黒船に弱い。
 アメリカが確実に舵を切りなおしているのを注目すべきだ。世論を形成すべくマスコミはしっかりトリウム原発の技術動向を調べて報道すべきだ。日本の技術を持ってすれば5年で実証実験炉(mini-FUJI)にまでたどり着けるだろう。強い政治主導があればだが。