リチウム一次電池の利用シーンは装備を少しでも軽くしたい
アウトドアが多く彼らは不要になった装備から次々と捨てます。
富士山のような人気のルートはゴミがたくさん落ちていてる。
電池は自然分解されず錆びて内部の電解液が流出し自然破壊の
原因に。たとえ回収しても電池は資源の再利用効率が悪いし
燃やせないしやっかいなゴミでしかなく利用を減らす必要がある。
その為に充電することで繰り返し使用できる二次電池の技術開発を
進めなければならない。

今年8月の日経新聞に信越化学工業がリチウムイオン電池の容量を
10倍に増やすことができる新型負極材料を開発との記事を掲載。
すでに試作品を電池メーカーに供給しており予定では数年以内に
この材料を使用したリチウムイオン電池が発売されるらしい。

販売価格は現行品よりも高くなるが容量当たりのコストが大幅に低下する。
コストを控えたければリチウムイオン電池のサイズを小さくすればよく
発売後はリチウムイオン電池の普及がさらに加速するだろう。
USB充電も普及中で充電器を同梱しなくても良い環境が進み
これもコストダウンを進めることになる。

高価で使い捨てのエナリチウムはこの影響を一番に受けることに
なるでしょう。
ちなみに新型負極材料は一次リチウム電池には使用できません。
なぜならリチウムイオン電池はリチウムを正極に利用するが
一次リチウム電池は負極に利用しているから。
新型負極材料は負極。

ちなみに積水化学工業は別タイプのリチウムイオン電池を開発している。
http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1312/03/news105.html