清宮幸太郎、中村奨成もトレードささやかれる…伸び悩むドラ1選手たち

 背水の陣を迎えている「ドラ1」がもう一人いる。プロ5年目の森敬斗(DeNA)だ。
走攻守3拍子揃った遊撃手だが、潜在能力の高さを生かしきれていない。
昨季は開幕スタメンを勝ち取ったが、打撃不振で6月末にファーム降格。8月に右有鉤骨摘出手術を受けた影響もあり、9試合出場のみに終わった。
自ら「ラストチャンス」と語っていた今年も開幕からファーム暮らし。昨年のドラフト4位のルーキー、石上泰輝が遊撃を守っている。

「石上はまだまだ攻守で発展途上だが、一本立ちするようだと森の立場がさらに厳しくなる。
DeNAは今永昇太(カブス)、バウアーが抜けて、平良拳太郎も右肩の違和感で戦列を離れている。先発陣の層が厚いとは言えない状況で、トレードで即戦力の投手の獲得に動くことは考えられます。
森は他球団の編成の評価が高いので、交換要員として要求される可能性がある」(パ・リーグ球団の編成関係者)