岡田阪神の“失速”危ぶむ声もあるが…交流戦終えて2位DeNAとゲーム差「2.5」はちょうどいい(権藤博)
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2.5は、直接対決で3連敗すればひっくり返るゲーム差だ。重圧にもなるが、いい緊張感につなげることもできる絶妙な数字。つまずいた交流戦での戦いぶりを見ても、チーム状態が下降気味とはいえ、岡田監督は守りに入るわけでも、ムリをするわけでもなく、投手力を中心とするディフェンス重視の戦い方を変えてはいなかった。淡々と勝ち、淡々と負けていた。

ベンチがジタバタし始めると選手に伝染する。負けられないとの気負いがプレッシャーにつながるが、百戦錬磨の岡田監督は腹が据わっている。それほど心配する必要はないとみている。