https://news.yahoo.co.jp/articles/8fd452cb63048803ef66f86b5222c47b6044b740
日ハム新球場で激変「北広島市」地価上昇率トップに、経済効果は10年で1500億円とも

>札幌駅から空港エアポートを使うと17分で北広島市に着く。所要時間でいうと中央線快速の新宿から三鷹までと一緒だ(料金は540円で2倍以上)。

>実は、北広島市は2022年の地価調査(基準地価)で、地価上昇率が住宅地、商業地ともに日本一となった。住宅地では共栄町4丁目の上昇率が29.2%にも達している。ボールパーク建設、開業への期待感が地価を吊り上げているのだ。それでも1平方メートル当たりでは3万8500円。道内の住宅地でもっとも高い札幌市中央区宮ヶ丘2丁目は35万5000円だから、ほぼ十分の一の水準と、まだお手頃である。

>「ファイターズの新球場建設の話が持ち上がった時、市として誘致に乗り出しました。2016年のことです。周辺道路や上下水道などのインフラ整備には約134億円(半分は国からの交付金)を投入しています。新球場の来場者数は年間約200万人と聞いています。それに周辺施設への来場者を加えると年間二百数十万人の方が北広島を訪れると見込んでいます。
 経済効果については、以前、コンサル会社がまとめた数字があり、それによると10年間で約1500億円というものでした。こうした目に見える数字的な効果だけでなく、市の認知度やイメージが上がることで移住される方が増え、人口増につながっていくこと、市が活性化していくことを期待しています」(北広島市ボールパーク推進課)

 最近は新球場開業を見込んで中小の企業、飲食業が市内に進出、起業するケースが増え、ボールパークでの募集も含め、着実に雇用が創出されているという。市内ではこんな話も耳にした。
 「最近、仕事を辞めて釧路から移住してきた人は『球場で働く』と言っていましたよ」