大阪桐蔭、国体Vはドラフトへ吉兆 阪神1位候補の松尾汐恩が「有終アーチ」無類の勝負強さ発揮 (日刊スポーツ)
10/5(水) 20:27配信

 大阪桐蔭には「吉兆」がある。国体優勝した過去3度はドラフト1位指名選手が輩出。12年阪神藤浪、13年西武森、18年中日根尾、ロッテ藤原。
10月20日のドラフト会議が迫る。阪神は高校68本塁打の高松商・浅野の1位指名も検討するなか、松尾は虎と縁がある。

 「自分は右や!」

 幼い頃からモノマネが得意だった。球場で阪神戦を観戦し、感化されたのが、10年に47本塁打のブラゼルだ。
左打ち大砲のヒッティングマーチを奏でながらティー打撃するのが日課だった。強い者にあこがれる。実は小学生当時からタテジマを見ながら育っていた。

 ◆松尾汐恩(まつお・しおん)
 ◆生まれ 2004年(平16)7月6日生まれ、京都府出身。
 ◆球歴 川西小1年から野球を始める。精華中では京田辺ボーイズに所属し、3年夏にボーイズ日本代表選出。
 ◆初の甲子園 初の聖地は2年春。智弁学園との1回戦に途中出場も敗退。
 ◆甲子園1号 2年夏の近江との2回戦で初の本塁打もチームは敗れた。
 ◆神宮決勝で2発 2年秋の神宮大会決勝の広陵戦で2本塁打し、初優勝に導いた。
 ◆2本塁打でV貢献 3年春の甲子園では、準決勝の国学院久我山戦、決勝の近江戦で2試合連発し優勝を飾った。
 ◆甲子園通算5本塁打 3年夏2回戦聖望学園戦で2本塁打し、史上10人目の甲子園5号に到達。チームは準々決勝で下関国際に敗退。
 ◆U18W杯ベストナイン 今秋のU18W杯に出場し銅メダル獲得。ベストナインにあたる「オールワールドチーム」に選ばれた。