本紙評論家の伊勢孝夫氏が指摘した。

 ヤクルト・中村、阪神・坂本という捕手の差が出たゲームやった。初回二死一、二塁の場面。
阪神先発・西勇はボール先行の2―1からの4球目、内角へ投げたシュートが少し甘くなったところをオスナに3ランを打たれた。
捕手の坂本は内角シュートで勝負にいったと思うがあそこは外一辺倒で良かったと思う。
 西勇は二死から山田、村上に連続四球を与えてピンチを広げている。
オスナへの1、2球目はアウトコースのきわどいボールをとってもらえずカウントを悪くした。
内角はボール気味のところに投げて効果があるコース。投手としては3連続四球は避けたいという思いがあるはずだ。
打たれたから言うわけじゃないが、2―1というカウントからインコースを要求するのは、間違っていたんじゃないかと思う。
山田と村上を警戒しすぎて次の打者にやられる。一番やっちゃいかんことやったね。

 矢野監督はなんで坂本にこだわっとるんやろね。守備力で梅野を大幅に上回っているという感じもしないし、打撃では梅野の方が上や。
ファーストステージでも打線が低調やったし、こういう短期決戦では梅野の方がいいと思うんやが…。
https://news.yahoo.co.jp/articles/39ba583d986ebb21a05f7f8481e7eec6cf9a502f