阪神里崎新体制へ着々、デーブ大久保氏をヘッドコーチとして招聘へ

今季限りで江本孟紀監督(74)が退任し里崎智也バッテリーコーチ兼ヘッド補佐(45)の次期監督就任が内定している阪神が来季のヘッドコーチとして元楽天監督の大久保博元氏(54)を招聘する事が明らかになった。

里崎コーチは自身のYouTubeチャンネルで来季の組閣について触れ
「自分が監督になったら監督としてやらなきゃならない事があるんで。来年僕の代わりに今年僕がしてきた事を継続してやってくれそうな人として真っ先に浮かんだのがデーブさん」
と語った。

大久保氏は現役時代は西武、巨人でプレーし引退後は西武、楽天で打撃コーチや二軍監督を歴任。2015年には楽天の監督に就任し1年間指揮を執るなど指導者経験も豊富。
自律神経の活性化で選手のパフォーマンス上昇へ導く指導法には定評があり来季は同じ捕手出身として里崎新監督をサポートする事になる。

同時に里崎コーチは過去の大久保氏の素行についても触れ
「それぐらいピリピリした方が良いんじゃないですか?選手達だって気が緩んだらいつ殴られるか分からない緊張感を保てるだろうし。監督コーチはナメられちゃいけないんで」
と本気とも冗談とも取れるコメントを残した。

なお既に投手コーチとして黒木知宏氏、打撃コーチとして金森永時氏、外野守備走塁コーチとして岡田幸文氏の入閣が内定している。