入団前から際立っていたヤクルト・村上宗隆の人間力の高さ
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村上はそこに、熊本県の銘菓「陣太鼓」を携えて「両親もよろしくお願いしますと言っていました。これからよろしくお願いします」と頭を下げて入ってきたという。
球団関係者によると、これまでメディカルチェックの際に手土産を持ってきた選手は記憶にないといい、村上家の教えと村上自身の人間力の素晴らしさがうかがえる。

10代から1軍で活躍してきた村上。周りは年上の選手だらけだが決して偉ぶることはなく、その人懐っこさから先輩からも愛されている。
同期入団の塩見が「ムネ(村上)の人の懐に入るテクニックはすごいですよ」と明かすほど。プレーだけでなく、内面からあふれる人間的な魅力も、多くのファンを惹きつける理由だろう。

55号到達時には「丈夫な体で生んでくれた両親に感謝して、支えてくれる周りの方々にしっかりと感謝したいなと思います」と口にした。周りからの支えにもしっかりと感謝の気持ちを示し、誠実に、楽しくプレーする。
偉大な記録を達成し、これからは前人未到の世界にも挑戦していく。今後も、その背中に万雷の拍手が送られることは疑いのない事実だろう。