【土井正博の豪傑球論】不可解な七回の青柳バント失敗後の降板 負けていれば、笑いモノになっていた



勝ったからよかった。負けていれば、笑いモノになっていた試合だ。七回先頭の坂本が中前打で出塁した。次は青柳。スコアは0―0。最多勝のタイトルを取らせるために続投だと、みんな思ったはずだ。ところが八回のマウンドには湯浅。ならば、なぜ青柳にバントさせたのか? 青柳を交代させるなら、坂本の代走で出た梅野にバントさせてもよかったのではないか? そもそも、代走ならば植田というもっと足の速い選手もいたはずだ。両軍とも先発投手がよかった。青柳も森下も素晴らしい投球だった。雨が降る中、完璧な投球で、早々に「これは投手戦になるな」と思った。1点を争う試合になる見通しが立てやすい中、何から何まで七回は「エッ?」という感じだった。選手らもそう思ったはずだ。

今季は、こういう、ワケのわからないゲームがしばしば見受けられる



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