スポーツ報知

西武の飯田光男球団本部長と渡辺久信GMが22日、都内のホテルでパドレス傘下3Aエルパソを退団して日本球界復帰を目指す秋山翔吾外野手と入団交渉を行った。

 渡辺GMは「オファーをしました。当然、戦力として欲しい選手であることは確か。米国へ行ってなかなか思うような結果が出なかったとは思うけど、うちに帰って来て、もう一度ライオンズの選手として頑張ってもらいたい」と話し、9年間プレーした古巣への復帰を強く要望した。

 秋山を巡ってはソフトバンク、広島も獲得に名乗りを挙げているが、回答期限について同GMは「分からないです。いろんな球団と会うでしょうし」と話すにとどめた。

 西武は同日行われた西武ホールディングスの定時株主総会の席上、後藤高志オーナーが「秋山選手にはぜひライオンズに戻ってきてもらいたいと熱望しております。編成の方でしっかりと秋山選手とコミュニケーションを取って、ライオンズ獲得に向けて最大限の努力をしてまいります」と話しており、球団を挙げて秋山復帰に力を尽くしていく。