西武 走攻守の「スペシャリスト」育成 延長12回“復活”見据え
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 西武は埼玉県所沢市の球団施設で全体会議を行い、今季のチーム方針や春季キャンプの振り分けを決定した。
昨季は9回打ち切りだったが、今季は延長戦が従来通り12回まで行われる方針。辻監督は「9回までだと早めに使ってもいいが、12回ともなれば選手起用が難しくなってくる。
スペシャリストが必要になる」とし、延長戦で決着をつける「走攻守」全ての部門に特化した選手を育成する。

 2年目の渡部、ブランドンの主砲候補2人はA班スタートが決まり、飛躍が期待される。
育成では2年目の長谷川、新人ではドラフト3位の古賀(中大)がA班に抜てき。
50メートル5秒8の長谷川は代走候補、強肩が売りの捕手の古賀は守備でアピールする。
辻監督は「目標は一つ。優勝に向かってチームとして集中してやる」と選手個々の役割に期待を寄せた。