西武・辻監督 “ベンチの和”構築へ「チェンジ」
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42年ぶりの最下位から巻き返しを図る西武は21日に埼玉・所沢の球団事務所で全体会議を開き、今季の方針やキャンプの振り分けなどを話し合った。
辻監督は「去年最下位に沈んだ悔しさはみんな持っていると思う。今年にかける意気込みは今まで以上に大きいと思うし、こっちも期待している。一丸となって、目標とする優勝に向かって行く」と意気込み、
キャンプに向けて「練習のシステムが変わったり、今まで以上に目的意識を持ってコーチとともに取り組んでいこう」と意思確認した。
 今年で就任6年目の辻監督は2018、19年にリーグ2連覇を達成。
西武黄金期を支えた現役時代には経験したことのない昨季の最下位という結果に危機感を募らせており「まず監督、コーチが変わっていくと思います。
それは何かと言えませんけど、チームが勝つために一番いい方法を、いろんな意味で選手とコミュニケーションを取りながら一番いい方法を模索していく。
我々は変わらないといけない」とオバマ元米大統領ばりに“チェンジ”の必要性を訴えた。
 オリックスが25年ぶりにリーグ制覇した昨季は「監督が選手との垣根を取り払いベンチが一丸となって戦うオリックスに対して、うちのベンチは監督と反対側に選手が集まっている」とベンチ内の一体感の欠如が指摘されていた。
ベンチの和を再構築するという西武の改革に注目だ。