巨人、ヤクルトとの熾烈(しれつ)な優勝争いが続く阪神ですが、舞台裏では予想された「儀式」が正式発表されませんでした。
東京オリンピック開催中のペナントレース中断中に行われる、とみられていた藤原崇起オーナー兼球団社長(69)=阪神電鉄会長=の矢野監督に対しての「来季続投要請」の球団発表がなかったのです。
最終成績が出るまで監督人事は決められない阪神側の事情が潜んでいる、と見るべきかもしれません。キングメーカーは藤原オーナーではなく、阪急阪神ホールディングス(HD)の角和夫代表取締役会長(72)なのです。
開かれなかった恒例≠フ儀式


2位3位でも続投要請あると思っていたら、優勝じゃないと首切られるかも知れない矢野