池田社長が「今日の試合はどうでしょうか」などと波留コーチに問い掛けたところ、同コーチは「相手があることですから」といった返答をした。

これを気のない返答と受け取った池田社長が感情的になり「勝つ気はあるのか」と語気を荒らげたという。
これに対し、波留コーチも「勝つためにやっている」などと激高し、口論に発展した。
激しく罵倒し合う声は、ベンチ裏に響き渡り、多くの選手やコーチの耳にも届いていた。

 トラブルはこれで終わらなかった。池田社長は試合後にも、波留コーチの元へ行き発言の責任を追及。再び口論になったという。
波留コーチが辞任を口にすると、池田社長も辞表を提出するよう求めるなどエスカレートしていった。

この日の試合は須田のプロ初完封で勝利を収めていたが、このやりとりを耳にしていたコーチの1人は「勝った気になれなかった」と落胆していた。
選手の中からも「団結して戦うべき時なのに…」などという声が出ている。