https://news.yahoo.co.jp/articles/4ca33acf2a15c160f04e213e2a765e4e92129b03
3Aでベースが7・6センチも拡大 盗塁など増やす意図か

米大リーグ機構は11日(日本時間12日)、今年のマイナーリーグのルール変更を伝えた。

 3Aでは、各ベースの一辺が15インチ(約38・1センチ)から45インチ(約45・7センチ)に拡大する。理由は各ベース間が短くなることで盗塁を奨励、またバントやゴロでの打者有利になることで、近年の「本塁打か三振」という大味になってきている野球の流れを変える意図がある。また、もう一つの理由として塁上での野手と打者走者の激突を少しでも少なくする意味もあるという。

 2Aでは内野には少なくとも4人がいなくてはならない、として大胆なシフトを禁止する。これによって外野の守備位置に4人となるケースは無くなる。もちろん、サヨナラのピンチなどで外野手を内野に入れる「5人内野」は通常通りに出来る。1Aではけん制球などの制限も出来た。

 いずれもベースボール本来の、グラウンド内でアクションが見られるようにしたいための措置。それぞれ検証され効果が生まれるようなら、米大リーグも今後採用されることになりそうだ。