助っ人は3・26開幕に間に合う? 巨人陳情の「隔離措置緩和」に好感触
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 緊急事態宣言の延長に伴い、未入国の外国人選手が開幕に間に合わない懸念が高まるなか、隔離期間の緩和を求める巨人の陳情がスポーツ庁から好感触を得ていることが4日、球団幹部への取材で分かった。

 新加入や在留資格が切れた助っ人が入国できるのは、10都府県で1カ月延長された宣言が明ける3月8日以降。
さらに2週間の隔離を経て調整を急いだとしても、同26日の開幕戦出場は厳しい。

 巨人・原監督は「スポーツ界全体の問題」ととらえ、入国後の隔離について「何か緩和措置はないか。スポーツ庁長官になった室伏(広治)さんが一石を投じてくれるとありがたい」と提言。

 球団幹部は「プロ野球だけでなく他競技の選手でも、入国後24時間おきに3回PCR検査を受けて、全て陰性ならば隔離措置を解くことを検討してもらえないかと働きかけている。スポーツ庁の方々は前向きな反応だった」と明かす。

 前出幹部は「世間から『特別扱いを求めている』と批判を浴びることは覚悟の上。スポーツ界を思って提案させていただく」と話している。