思いっきり密なのに誰もつっこまないのがやきう

「こんな最期、あまりにひどい」 コロナ院内感染の夫、旭川厚生病院が電話で「急変」 面会かなわず2時間後死亡、遺骨で対面
https://news.yahoo.co.jp/articles/bf60007877a078ca4b92bec68be99bcdde3b0b3f

 慌ててひつぎに入れる品を探した。半世紀以上、高校球児を指導した夫のため、野球のボールを選んだ。火葬でウイルスは死滅したと言われ、夫の骨を長男夫婦と拾った。疲れ切って「何かを考える体力も気力もなかった」と振り返る。

 告別式には、野球の教え子や関係者が100人以上集まった。腎臓病のため欠席した高校野球部の元部長から手紙が届き、弔辞として読まれた。文面は、夫の熱心な野球指導を振り返り「私も長くお待たせせずにいくと思います。酒でも飲みながら野球談議を聞かせて」と、締めくくられていた。