阪神は4球団競合の”超スラッガー”佐藤輝明を育てることができるのか…元近鉄監督の佐々木恭介氏が疑問
https://news.yahoo.co.jp/articles/1e2248f30d2e869b5129d9bde60a4294e7c46d58?page=3
佐々木氏は、「本人の自覚、対応力も必要だが、早い段階で首脳陣が高めを打つためのヒントを与えられるか、どうか。それが主力選手になれるかどうかの分かれ目になる」と力説。
「今の阪神だと、触らず、しばらく様子を見ようということになるんだろうけど、それだと手遅れになりかねない。責任を取れる首脳陣が果たしているのか」と続けた。

 さらに中日でのコーチ、監督代行時代に選手だったは阪神の井上一樹打撃コーチの指導能力についても厳しい指摘をした。
「井上コーチは、中日での現役時代に高めが打てなかった。その経験を指導者としてどう生かすかだろうね」
 佐々木氏は、その中日時代に福留孝介を指導し一流打者に育て上げた。佐々木氏は、ユニホームを脱いでからも、福留の自主トレに付き合うなど、ポイント、ポイントでアドバイスを送ってきた。
その福留の今回の不条理な阪神退団劇を知らされ、阪神の球団体質そのものに対しての疑念もある。

「メジャーから日本に復帰するとき、僕は福留に横浜(現DeNA)を勧めたんだ。でも、彼は阪神を選び成功して、若手からも打撃のアドバイスを求められていたほどだった。だから、こんな形で退団するのはもったいないよな」