【東都大学野球】巨人ドラフト1位指名の亜大・平内(へいない)が最速152キロ、7奪三振で完投勝利

◆東都大学秋季リーグ戦第4週第1日▽亜大8―1東洋大(27日・神宮)

26日のドラフト会議で巨人からドラフト1位指名された亜大・平内龍太(神戸国際大付高)が大学野球の聖地、神宮のマウンドで躍動した。

途中からナイター照明のついた試合は、さながらプロの予行演習。夕方から夜にかけて、すっかりと冷え込んだが、平内の熱投は観衆の心を熱くした。

初回は2安打を許して1点を失ったが、徐々にギアを上げた。140キロ台後半の直球に、得意球のスプリットなどの変化球を交えて、2回以降は立ち直った。

この日の最速は152キロだったが、制球はまとまっており、四球は1つ。5安打7奪三振で完投勝利を飾った。
巨人のドラフト1位という名声をさらに高めるような投球だった。