https://news.yahoo.co.jp/articles/e125d21e06c130298b7513ba806a43da1cdad4d0
G菅野メジャー移籍も 契約は「5年総額1億ドル」が基準か

>球界ナンバーワン投手の呼び声高い菅野なら、契約内容は一体どれほどのものになるのか。MLB研究家の福島良一氏が言う。

「このオフにはヤンキースの田中将大(31)や、サイ・ヤング賞候補であるレッズのトレバー・バウアー(29)など大物がFA権を獲得します。菅野は彼らとならぶストーブリーグの目玉になる。5年契約で総額1億ドルが基準となるでしょう」

 田中の7年契約・総額1億5500万ドル、ダルビッシュ有(カブス)の6年契約・総額1億2600万ドルに引けを取らない金額だ。

 大きな期待がかかる菅野だが、メジャーという大舞台で結果を出すには懸念もある。NHKメジャー中継の元解説者で、ロイヤルズで日本人初の投手コーチを務めた高橋直樹氏が指摘する。

「野茂(英雄・52)、佐々木(主浩・52)、田中など、これまでメジャーで大成した日本人投手は共通してフォーク系の絶対的な決め球を持っている。菅野は投手としての総合力では図抜けているが、ウイニングショットは決め手にかける印象です。フォークやスプリットなど落ちる球をこれからどれだけ磨けるかがカギとなるでしょう。それができれば菅野の最大の武器であるコーナーに投げ分けるコントロールがさらに際立ってくるはずです」