阪神・矢野監督が語気荒らげて報道陣に八つ当たり「何とかしようとはしてるんだよ」
東スポWeb

 いよいよ終戦≠ェ近づいてきた。
自力優勝の可能性が消滅寸前の阪神は9日のDeNA戦(横浜)に1―6で敗れ、
引き分けを挟んで3連敗。チーム勝ち頭の青柳晃洋投手(26)は5回8安打4失点と粘り切れず、
打線も初回に糸井の犠飛で奪った1点だけのスミ1≠ノ終わり、意地を見せることさえできなかった。

 優勝への正念場と踏んだ前カードの巨人戦(甲子園)で1勝2敗と負け越し、
前日は7―0から追いつかれてのドロー決着。さすがにフラストレーションがたまっているのか、
矢野監督は「(青柳は)工夫しようというのは見えた。やられた中で収穫や学んで次どうするかしかない」と
前を向きつつ、報道陣から結果について問われると「プロとしてそれではダメなんだけど、
何とかしようとはしてるんだよ。打たれた結果だけピックアップしてさっ」と語気を荒らげる一幕もあった。

 35年ぶりの日本一という結果≠ノ人一倍こだわり続けてきたのは、他でもない矢野監督。
イライラして報道陣に八つ当たりしているようでは、もはやこれまでか。